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Friday, 30 March 2012

これからの技術の未来は女性好みに発展すると予想すると

スマートフォンとソーシャルがウェブの業界では一番ホットだと思います。その下にある心理は何か、これから技術というのはどこに向かうのだろうかという理解を深めることはコンテンツを提供する側、ハードを提供する人など大切であると思います。

”これからの技術の未来は女性好みに発展する”と言い切ってしまうとします。女性の情報端末に対する態度を観察して私が感じるのは、


  • できるだけ存在を意識しなくてもよいものが良い(起動時間が短い、持ち運びしていることが分からないぐらい小さいなど)
  • 操作方法なんて調べる必要も覚える必要もない方が良い
  • デザインが良いなどというファクターよりも必要な情報を効率的に得られさえすれば良い。例えばそちらの方が効率が良ければ、一行のテキストで表示されている方が良い。

例えば検索エンジンにタイプすれば、トップページなんて興味が無いが目的の知識を得られるブログ記事が直接見つかれば良い。もっと良いのは、意識して探す努力をしなくてもソーシャルネットワークのつながりの中で自分にぴったりの情報が入ってくること。これを実現させようとすると、コンテンツの作成者の方はサイトという枠を使用してコンテンツを配信する場合、何を売りたいかということではなくどうすれば私が持っている製品や情報を必要とするユーザが見つけられやすくするかという作り方をする必要があります。商売を成功させるには、商品を売るのではなくユーザが自分にぴったりの情報を入手できる環境を整備するというのは禅問答的な状況ですね…。

端末は持っていること・使っているを意識しなくてもよいもの、情報は探す努力をしなくても自分にぴったりの情報が入ってくるという状況を作ることがこれからスマートフォン、ソーシャルを理解する上でキーになってくるというのが私の現在の best guess です。

Wednesday, 28 March 2012

フリーの経済

近年グーグル、Facebook、Twitterに代表されるように無料でサービスを提供して大きな収益をあげている会社が目につきます。確かに広告収入などで稼げるということは分かるのですが、感覚として10GBに近いメール容量を無料で使えるとか、質の高いソーシャルネットワーキングサービスを使えるということに釈然としていませんでした。しかし一面でこの無料という形態はデジタル・インターネットの市場では避けられないという感覚があります。職業柄オープンソースのWordpressコミュニティーに参加した経験もあり、主催者たちに話を聞くと人によっては商売は意識していないという人もいます。このようなイベントは私の感覚では話をすることによってWordpressの知識があることを聴衆に宣伝している面が大きいと思うのですが…。結論としては、収入モデルを立てて5%の支払う意思のあるユーザからの収入で商売を成り立たせる計算・計画を明確に立てるというビジネスの基本を忠実に実行しているだけということでしょう。

先日書店で半分偶然・半分任意にChris Anderson著「Free」の日本語訳を見つて読んだので私なりの理解を書きます。上の私の釈然としない状態にフリーの経済の例をいくつか提供してくれることが一番納得することのできた点だと思います。無料で試供品を提供したり、おまけをつけたりするのは昔からある広く使われている手法ですが、今回は私の興味が主にインターネット上のマーケティングであることから、デジタルの世界に注目します。

無料の経済というのは、基本として5%の有料ユーザが95%の無料ユーザを支えるという状態です。まず商品は知られていなければ購入につながらないため、できるだけ多くの人に知ってもらう状態を作り出す。そのために、デジタルの世界では大勢の人に情報を届けると一人あたりのコストが限りなくゼロに近づく、そして1円でも聴衆することと0円にすることの間で生じる心理的影響を考慮してフリーにするという選択肢をとるということが背景です。

フリー経済のカテゴリーとしていくつか著者があげているので下に記します。

  1. 直接内部相互補助 --> 一つ買うと一つ無料でサービスという形態や、バジェット航空会社のように座席を売るという商売モデルから飲食、荷物、その他サービスに課金する方法をとるモデルもある。
  2. 三者間市場 --> Google Appsのユーザは無料でサービスを使用できるが、Googleは広告料を支払う業者たちからの収入で収益をあげるなどのビジネスモデル。オープンソース経済もこれに含まれるか。
  3. フリーミアム --> EvernoteやDropBoxのように一定の使用容量までは無料でそれ以上の保存容量を必要とするユーザに課金する仕組み
  4. 非貨幣経済 --> 貨幣以外の価値観を大切にして活動する経済

ただこれはスケールの問題もあり、例えばブログの著者は非貨幣経済で良い情報を読者に提供しようとしている人たちもいます。これをもう少し上の視線で見れば、例えばブログのプラットフォームを提供しているアメーバのユーザになるということでアメーバの収入に寄与している、またはWordpressを設置するために使用しているサーバ提供会社に料金を支払っているということが言えます。

事例としては下のようなものが挙げられていました。

直接内部相互補助

  • イスラエル、オーストラリア、デンマークなどガソリンに対する税金が高い国で電気自動車を無料で配る --> 走行距離で課金

三者間市場

  • 無料のウェブアプリケーションを提供する --> 広告らら収益をあげる(Google, Facebookなど)
  • 医療ソフトをただで病院に配布 --> ユーザがソフトを利用して入力したデータを販売
  • Googleによる無料電話番号案内 --> 音声の認識パターンデータをためて、将来に活用する

フリーミアム

  • 株式売買手数料を無料に --> 月4回目の取引から課金、資金を運用
  • 大学の授業を無料でインターネットで放送 --> 大学で授業を受ける学生から収益を挙げる。大学で授業を受ける価値は学生の人脈をつけるなど、授業を受けるだけではない。
  • CDやインターネットで音楽を無料(無料に近い料金)で配布 --> ライブチケットなどの収益減を確保

中国やその他発展途上国では明らかに大多数が先進国並みの価格で音楽CDや高価なソフトウェアを購入できないため、海賊版が広く出回っているという事情の地域もあります。これらの地域では企業側も海賊版の存在を許容し、本物のブランドバッグの質を求める人は本物を購入する、または会社に就職した後にマイクロソフトWindowsやOSに依存したソフトを料金を払って利用するという市場に託しているという事情もあります。

無料にしないほうが良いものも多くあります。情報を提供するだけでも、有料である方が価値観を感じる情報もあります。また価格を高くして会員になるハードルを高くもうけることで質の高い会員を集めている(と自負している)会員制サイトもあります。

フリーの経済という概念は私は有用な概念だと思うので、これから活用していきたいと思ういます。

弱く関連した項目ですが、最近はスマートフォン+ソーシャルという市場が大きく注目を浴び、また成長しています。日本の女性は昔から携帯電話のメールやインターネットを活用してきましたし、現在も家庭にパソコンを持たない代わりにスマートフォンを使用してメールやインターネットなどこなしているようです。女性の感覚を理解するのは難しいですが、スマートフォンとソーシャルの市場を理解・予測するには女性の行動を理解するのが最短であるような気がします。例えば男性の感覚でスマートフォンをパソコンの代替となるよう、いろいろ複雑な機能を追加していくという方向で投資を進めるのではなく、いかにそんな端末があることを意識しないで必要なことができるようになるかという思考が一つのキーだと思いますが…これは別の話題ですね。

この記事に疑問などあれば議論は歓迎です。 Twitter, Google+, Facebook, E-mailなどでメッセージをください。

Friday, 30 December 2011

ウェブマーケットリサーチ基本

マーケティングリサーチはマーケティングのシナリオを立てるためではなく、すでにつくってしまったいくつかのシナリオを確認、取捨選択するためにする。

ニーズが多く、競合他社が少ないマーケットを見つけることが理想。

最初の段階では幅広くマーケット対象者の行動を実際に見る、ニュースを読むなど幅広い情報収集が求められる。

それぞれ必用に応じて情報源は異なるが、代表的な二次データの収集源としては下記のようなサイトが挙げられる。


  • 総務省統計局
  • 首相官邸(政府刊行物)
  • e-stat
  • 統計GISプラザ
  • 政府資料普及調査会
  • 政府公報オンライン
  • インターネット提供の民間統計集(情報公表サイトのリンク集)
  • 国立国会図書館
  • 図書館リンク集
  • 経済レポート情報
  • 戦略情報探索サイト I-HUB (シンクタンクのポータルサイト)
  • NHK 放送文化研究所(消費者動向を知るのに便利)
  • 日経リサーチ
  • レポセン(生活に身近な情報収集に便利)
  • 帝国データバンク(企業情報)
  • 日経プレスリリース
  • 矢野経済研究所(独自調査の情報掲載)
  • マーケティング・データバンク
  • ナビリサーチ
  • 失敗知識データベース(科学での失敗を掲載)
  • webマーケティングリサーチ(消費者、モバイル業界の情報が多)
  • FUJI21・ビジネス・ブックマーク
  • 価格.COM
  • なんでもランキング
  • YOMIURI ONLINE(発言小町のコーナーは最近のトレンドを除き見るのに便利)
  • 日経テレコン21(日経4紙情報検索)


なお、日経gooでは有料だが全国紙、人事情報、企業情報など横断的に情報を検索可能。

二次情報に頼れない情報が必用な場合はリサーチ会社を利用してみるのも必用。以下は代表的なインターネットリサーチ会社のリスト。



ソーシャルメディア、ブログの普及から、インターネット上の情報のテキストマイニングの重要度が増してきていると思われる。個人でフリーで使用できる解析ツールの開発が進めばマーケットリサーチはもっと身近に利用できる様になるかもしれない。
Googleは個人が簡単にアクセスできるウェブリサーチツールをいくつか提供している。例えば下の様なツールがある。


  • double click ad planner (調査対象ドメイン訪問者の年齢、性別、年収帯、関心のあるサイトなどが見れる)
  • trands (調査対象キーワード検索ボリュームの)