Sunday, 18 March 2012

ミニマリストとして生きる

ミニマリストという生き方はご存知でしょうか?

できるだけものを持たない、することは最小限に、デザインを仕事にしている人であれば最小限のエレメントをデザインの中に組み込むなどの生活の指針とでもいうものでしょうか。最近日本でもこの言葉がポピュラリティーを得てきているようです。

私が好きな絵本作家 M. B. Goffstein という人が自分のことをミニマリストだと宣言していたので初めてこの言葉を知りました。彼女の絵本の内容もとてもシンプルです。最近この言葉が日本でもポピュラリティーを得てきたのではないかと思うようになったのは私が知り合いの奨めで読み始めた Courrier Japon というニュース雑誌の2012年4月号に特集の一つとして掲載されていたことです。(この雑誌は残念ながら記事の権利の問題などからオンラインバージョンがまだないのですが。)
Courrier Japon 2012年4月号表紙
なぜミニマリストに興味があるのか考えてみたときに、ミニマリストのある程度共通している点の一つに持ち物を最小限にして違う場所で生活をしてみたいと思ったときにはいつでも引っ越しができる準備がすぐにできる体制ができているということが見つかりました。私の過去引っ越し歴は、大学に入ってから4年間で3回、イギリスの大学院時代に2年間で5回、ドイツでの大学院時代は2年間で6回、それから日本に帰国して2年半のうちに2回と過去約10年で16回の引っ越しをしています。移動という観点で休暇の旅行、大学での授業の一環の旅行、仕事の出張を含めると数えるのも億劫です。移動が多いからミニマリストという選択をしているのか、ミニマリストという生き方を選んでいるか移動が多いの鶏が先か卵が先かの論ですが。

いつどこにでも動けるように、いつ死んでも片付けが簡単な用に。これからもミニマリスト的生き方を続けていくように思います。

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