月間ニュース情報誌のCOURRiER Japon5月号を読んでいて、北海道夕張の市長鈴木直道さんが自分の給与70%カットの約26万円/月で仕事をしているという記事を読みました。自分の評価で給与を決めているのだそうです。成果を出せばもっと給与をもらうということですね。反対に私の住んでいる宝塚市では給与をカットする案が否決されたというチラシを最近目にしました。宝塚市の広報によると、平の公務員でも1ヶ月の給与が課税前で50万円ぐらいあるようです。
バブルの末期には政治家の賄賂で何億円もらったという記事が多くあったように思えます。数年前には秘書給与流用が何件か話題になりました。個人的にそれだけの仕事をしていれば政治家が何億もらおうが(稼ごうが)正当だと思います。仕事をして成果を出していなければもらわない。それだけの成果を出していないのに税金から給与をもらっているというのは、立派な犯罪ではないでしょうか?こういう言葉は存在しないかもしれないですが、"passive crime"といえると思います。ある意味意識的に犯罪を行っている犯罪者よりも、犯罪を行っている認識が意識の裏にありつつも目をつぶって見えない様に振る舞っているのは業が深い様に思います。”自分の小さな「箱」から脱出する方法”という書籍にも触れられていましたが、罪っていうのは根本的に自分に対して嘘をつくことから始まるのではないでしょうか?
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