Monday 27 June 2011

IA (Information Architecture) Thinking

IA(Information Architecture) Thinking http://amzn.to/lW4IHHを読みました。新規・リニューアルのコンセプトを立てる所からフレームワークの作製までをカバーしています。もっと深く理解すれば様々な面で応用できるかもしれませんが、まずは書いてある事の習得から。

ウェブ制作をしていて、巨大企業サイトなどではこういった情報整理・ブランディング戦略などに大きな時間を割くのは当然ですが、個人商店など小さなビジネスではウェブ制作側でも特にそのような一歩掘り下げた所まではなかなか手が届かないのではないかと思います。現実的には、現在はやりの構成を見て、更に既にある同業者サイトと比較して似たようなものを作製するというのが多いケースではないでしょうか?

この本では例えばユーザがどのように視線を動かすのでこのような画面のレイアウトを組むべきだ(または実践されている)という研究と応用を提示している点が良いなと思いました。また例えばデザイナー、ディレクターなど分業がある仕事関係の中で、このような情報をまとめた仕様書を例えばデザイナーさんが渡されると、一面縛りがあるものの縛りと自由度を明確にできる点でもとても良いと思いました。

本屋さんにて二冊別の本を立ち読みしてからこの本を買いました。小さい書店では一冊の売り上げが経営に響くことや、漫画など一度読めば満足な本を扱う率が高いので”立ち読みお断り”と書いている所が多いと思うのですが、特に大きな書店ではむしろ立ち読みを奨励しているところもあります。一冊買ったので、win-winでしょう。

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