Saturday 5 November 2011

マカオって

マカオはマカオ政府が中国国民を相手にギャンブルを含めた大娯楽サービスを提供して失業という状態がないぐらい儲けに儲けているということでした。
香港など独立した国と見做す事に異議を挟む人も多くいるかと思います。私は台湾など含めて別々の国として捉えた方が理解しやすいし、また興味深いと思います。
マカオ人は香港人からは田舎者と見られているようです。ポルトガルによる植民地時代の影響で文化も例えばオリーブとトマトのチャーハンなどの料理が生まれるような独特のミックスが形成されていて、現在でも普通のお店に安いポルトガルのワインが並んでいるなどの繋がりが残っているそうです。カジノで働いている人が多く、夜の12時に帰ってきてみんなで集まり、食べて飲みながらサイコロゲームをして寝るっていう生活の人も多いらしいです。楽しそうですね。
ただ独立してからまだ数十年しかたっていないのにポルトガル語の普及率はかなり低いということ。フィリピンでのスペイン支配と同様、支配者層が地元民を上に登らせないため言語の教育は避けたのかなと思います。イギリスやアメリカが支配した場所は(日本を除いて?)言語の教育が良く施されている印象があるのですが、これはただ英語圏の国々の方が植民地支配の手法が老獪なのか、それとも人道的なのでしょうか…。

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