Monday 30 January 2012

子どもにどんな絵本を読んだら良いかと思っている人へ

秋田喜代美、増田時枝「絵本で子育て」という本を見つけました。子どもの0歳から6歳まで年齢に適した本を150冊著者が選んで載せてくれています。

子ども本人の興味や家庭の事情に合わせて読む絵本は調整していく必要があると思いますが、まずはその足がかりとしてとても良い本だと思います。

今日は図書館に行って数冊絵本を借りてきました。今日の収穫はジーン・シオン/マーガレット・ブロイ・グレアムの「どろんこハリー」、筒井頼子/林明子の「おでかけのまえに」その他6冊です。もちろん子どもに良さそうであるという基準が前提ですが、私の趣味もかなり入っているので楽しく一緒に読めそうです。

手仕事の大切さ

シュタイナー教育では子供達に手仕事をする大切さを多く表現しています。教育手法は多くあるのでしょうが、この点は私がシュタイナーの教育に持つ思想が好きな要因の一つです。

現代の人は、コンピュータやテレビなどバーチャルなものに触れる機会が実際に手仕事をする機会を大きく上回ってしまっているという批判も耳が痛いです。確かに現実に物質に触れるという事は原始的であり健全であると思うので、娘に手仕事をする環境を作ってあげたいと思います。同時に私自身が手仕事をする機会を増やさなければ、娘にも説得力が無いでしょう。

”ただ”がつくのは、私がそのバーチャルな世界の仕事をしている事です。私自身は何事でももっと深淵を見たいと思うので、バーチャルな仕事と言われてももっと深くに行きたいと思います。

何が待っているか…というところです。

Saturday 28 January 2012

OSXでRuby1.9.2へのアップグレード


1. RVM (Ruby Version Manager) のインストール

$ bash -s stable < <(curl -s https://raw.github.com/wayneeseguin/rvm/master/binscripts/rvm-installer )

2. Rubyのインストール

$ rvm install 1.9.2
$ rvm use 1.9.2 --default
$ ruby -v

Friday 27 January 2012

実際、ニューヨーカーの想像力と実行力はすごい

中学生、高校生の頃はアメリカに憧れていました。しかし、近年はアフガニスタンでの戦争、リーマンショック、何かにつけて良い所が見えにくくなっています。

昨日、National Geographic を眺めていてこんな記事を見つけました。

ニューヨークの配線になった高架道路を公園にしてしまった計画です。日本ならまずこんな発想は出てこなさそうだし、出てきたとしても危ないからという理由でまず実現は不可能でしょう。ニューヨークではこんな発想が産まれ、実現される想像力がある。ダイナミックな人たちだなと思います。

Thursday 26 January 2012

フリーランス・ノマドワーカーのための書籍入手・共有方法

書籍はインターネット上で多くの情報を得られるようになった現在も体系化した情報を得るメディアとして活用しています。また、モニターに向き合って仕事をしている事から、できるだけモニターに向き合わないで情報を得られる事は一つの重要なファクターかもしれません。

仕事でプログラミング、プロジェクトマネージメント、デザイン、その他商品知識を得る書籍は公の図書館で見つかる事はまずありません。ふとしたきっかけで、私の家の近くでは完成学院大学図書館では一般市民でも”研究”の目的で会員になる事ができるという事を知りました。研究機関に属する図書館だけに蔵書の充実には目を見張るものがありますが、限られた期間しか新しく会員になれない、テスト期間中は一般は使用できないなどの制限があり、若干利用にハードルを感じます。現状では紀伊国屋やジュンク堂などの書店やAmazonを利用して書籍を入手する方法を取っていますが、書籍に費やす費用も少なくなありません。また、書籍はほとんどが一度しか読まずに家の書庫に眠り、やがて捨てられるという資源の利用方法としても無駄の多いシステムではないかと思います。

フリーランスやノマドワーカーとして仕事をしている人は増えている印象を受ける事から、このコワーキングオフィスやシェアオフィスに専門書図書館の機能を付与させるのは多くの人に有用なのではないでしょうか?この専門書の共有という課題については現存のシェアオフィスやコワーキングオフィスでこのような機能を提供しているところが無いかという市場調査をまずしたいですね。なければその立ち上げに関与するのも面白そうです。この辺りの現状について詳しい方がいれば状況の提供に感謝します。

さて公の図書館についてですが、私が仕事に関する書籍を仕入れにいこうとした時は全く品揃えが悪く感じ、役に立たないと思ったものです。しかし違う視点で、例えば哲学書や児童書を閲覧しに行くという目的であれば量・質共にある程度の水準が揃えられている事に気がつきました。最近は公の図書館も頻繁に活用させてもらっています。やはりそれぞれの用途があるようです。

Wednesday 25 January 2012

モンテッソーリの教育

Alternativeな教育方法の一つとしてモンテッソーリの名前を聞いた事がある人は少なくないと思います。

モンテッソーリの教育の要は
  • 教育は自分で学ぶ事を助けること
  • それぞれの”敏感期”に応じた適切な環境を作ること
だと思います。

私も娘はとてもかわいいので、ついついかわいい存在だということに目を奪われてしまいます。親であればこれは誰でも身に覚えがあるのではないでしょうか?モンテッソーリは子どもに対してただかわいいだけの存在として認識をしていると、自分たちで成長しようとか新しい能力を身につけようとしている子ども達の足かせになるという事を指摘しています。耳が痛い話です。

ただ彼女のオリジナルの教育では、文字であったり数字の観念であったりという学ぶ事でも理論的分野へ偏重が気になります。理論だけではなく情操的や精神的人格も車の両輪として 形成されていく必用があると思います。

モンテッソーリの理論を当てはめると個人的に圧倒的な危機感を感じるのは、家族で海外に引っ越した場合、私が子供が一緒に話をしたいと思う人間でいなければ日本語の教育はそれこそ子供の興味に反して教え込まなければならくなってしまいます。まあ、「日本語はそんなにできなくても良いか」と考えるか、とても良い日本語の本やテレビ番組を見つけるという逃げ道も残されていますが…。

Tuesday 24 January 2012

シュタイナーの思想

シュタイナー教育の内容について調べていたのですが、やはり本人の思想を知らずになぜこのような教育手法を編み出したのかということを理解する事は出来ないと思い、当人の思想を調べてみる事にしました。シュタイナー教育を自分の子供に受けさたいと思う親が一歩思いとどまる箇所は、シュタイナーの”神秘学”・”神智学”、また”オカルティズム”などと日本語で一般に呼ばれている考え方です。

またも図書館を探し、小杉英了著”シュタイナー入門”という書籍を見つけました。この書籍は彼の生きた時代背景の説明などもあり、最初から本人の著書をよむよりもこのような思想の生まれた背景を説明した書籍に当たる事が有用に思えました。

”目に見えるものや触れるものは影にすぎない”という思想は古くからあるもので、また私も共感する所です。その目に見えるものを感じるということはどういう事かという接点の興味からシュタイナー教育特有の幾何学模様を使った教育手法が出来てきてきたという件は、興味深く思いました。オカルティズムに関しても、正統と政治的・歴史的に認識された以外の教義はアンダーグラウンドの怪しい宗教と見做されるという点についても個人的に共感する体験はあります。

この著書について私は全てを信頼する立場にはありませんが、シュタイナーの思想を理解する足がかりの一つとしてとても良い書籍だという印象を受けました。

Monday 23 January 2012

アジャイルな見積もりと計画作り

Mike Cohn著"アジャイルな見積もりと計画作り"(Agile Estimating and Planning)より

従来の”正確な”見積もりを実行した結果が下のとおり。

  • プロジェクトの2/3近くは、コスト見積もりを大幅に超過する。
  • プロダクトのフィーチャの64%は、めったに、あるいは全く使用されない。
  • 平均的なプロジェクトは予定スケジュールの2倍以上かかる。

確かに上が事実であれば、それを口実に”通常見積もりはうまくいかないものだ。”とタカをくくって開き直る口実にもなる。しかし見積もりを現実と近くできればプロジェクトの進行も速くなり、顧客の信頼も高くなるのではないか?

本の内容の基本はアジャイルプ開発一般を扱った”アジャイルサムライ”と同じですが、この書籍では現場で複数のチームにまたがるプロジェクトになった場合に歩調を合わせる手法や、バーンダウンチャートを応用してもっと多くの情報をグラフに盛り込む手法などが欠かれていました。まあ私の現状ではまず一番シンプルな方法からアジャイル開発の手法を試していきたいという所です。

Saturday 21 January 2012

シュタイナー学校(教育手法)

子どもの教育は長期的視線を導入せずに日々を楽しむのが一番良い方法でしょうか?確かにそういう人もいます。しかし自らのキャリアを考える時もまずは大枠で10年・20年ぐらい先に何をやっていたいかという目星を付ける事によって毎日何をしようかと慌てる事無く余裕を持って過ごす事ができます。これと同じで子育ても決めた事に変更がかかるのは当たり前という前提の上で、私は基礎となる長期的視点を導入したいと思います。

日本での一般的な教育は確かに日本語(で)を教えてくれるという明確なメリットがあるにも関わらず、私個人としても家族でも今ひとつ釈然としない点が多くあります。問題は基本的な方向性として納得できないという事でしょう。

ドイツでシュタイナー学校出身の知り合いがいた事から、シュタイナー教育に興味を持ちました。ニュルンベルグにあるシュタイナー学校の一つを訪れたときにはとてもい良い印象を受けました。図書館でシュタイナー教育に関する書籍を借りてきました。今回読んだのはプラハのシュタイナー学校で学んだ日本人家族の体験をまとめた松田幸弘著”プラハのシュタイナー学校”という書籍です。同じシュタイナー学校でも国によって、学校によってやっている事は同じではないと思いますが、一定の基準の参考にはなると思います。

こちらの学校では子どもたちがのびのびと自発的に学び、育っていく家庭を両親や先生がサポートするだけの姿勢に好感を持ちました。私がとても面白いなと思った教育のシステムは、物事の見方を育む教育と道具として身につける必要のある事柄を教える事が車の両輪のように用意されている事、知識だけではなく情操教育にもしっかりと視点が置かれている事です。先生達は市販の教科書を使用せず、自分で資料を集め、自分の言葉で教えるそうです。自分にサブジェクトに対する知識が無いとできない事です。深く物事を理解するための教育は、小学校のころから1つの学期を通して毎日二時間のコマで一つの事柄について学ぶ時間が割かれています。この中では例えばどうやって歴史が流れてきたか、歴史の中の事件はなぜ発生したか、どのような結果を生んだかなどといったサブジェクトの核心をつく内容になっています。しかし、現実世界では考え方だけを知っていてもツールが無ければ役に立ちません。例えば言葉は単純に文字が使える、単語を知っている、文章が構成できるという技術が必要になります。そのような毎日練習して身につけていかなければいけない科目は小さな時間のコマで毎日の時間割に少しずつ組み込まれています。

この一冊を読んで、シュタイナー学校では実際になぜこのような教育手法を取っているのかその裏側にある思想を理解しなければ分からない部分も多い事を感じました。思想の部分についても調べてみたいです。

著者が”両親は自分の経験してきた事に反発して子供に同じ経験をしないように期待を押し付ける。自分を捨てて子育てに向き合う必用がある”というような事を言っていました。この”自分を捨てる”という言葉は以前から気になっています。精神的な意味合いで、自分を捨ててもしくは無にして人に尽くすというのは確かにすばらしいことのような気がします。しかし一方で現在に至までの過程を全部捨てるという事は可能ではない以上に空虚な行動の様な気もします。この点は今までも疑問でありこれからも暫く疑問であるような気がします。

インプットとアウトプットのバランス

インプット(学び)とアウトプット(仕事として成果物を産み出す)のバランスはどれぐらいがちょうど良いのでしょうか?多分それは人によって異なるのでしょうね。私の場合はかなり内向的な性格ということもあるのでしょうか、

インプット:アウトプット=5:7

ぐらいで、読書などをして知識を仕入れるinと仕事をして生産するoutのシフトをできるだけ1日の中に両方入れる、若しくは一週間の中で土曜日に勉強会に参加するなどの方法で消化するのが心地よいように思えます。学生の頃は数ヶ月ひたすら書籍を大量に読みあさり、数ヶ月は実験でひたすら作業をこなすというシフトをしていた時期もありますが、個人的にこれは余り心地よい状態では無かったような気がします。何だかinにこれだけ時間を使うのは非生産的な生き物のような気がしますが、皆さんいったいどれぐらいの時間をinに当てられているのでしょうか?それぞれ好みのinとoutの周期の長さや量バランスによっても選択する職業がある程度決まってくるのかもしれません。

細かいinとoutのシフトだけではなく、数週間や数年の単位でもサイクルがあるのでしょうね。例えば数ヶ月のレベルでいうと数ヶ月仕事をして1〜2週間の休みを年に2回ほど取り、リフレッシュしてクリエイティブな鋭気を養う。数年のサイクルでは小さい頃は遊びに大半を過ごし、10代は高校や大学ななどで生きる知識・技術を蓄える、そして仕事をしだすと多くの時間を生産に費やす。人生のサイクルは7年が節になるという人もいますが。こう考えると、仕事を始めてからでも一度MBAを取るとかの形で研究機関に暫く戻り、集中したinの時間をもう一度、二度取り入れるのもとても人生の糧になりそうですね。

Friday 20 January 2012

パパのサバイバル子育て術(冬の夕方編)

仕事柄、良い成果を出す条件でいつでもどこででも仕事ができるのはとてもありがたい事ですが、それでも子育てに参加する工夫は必要です。いろいろ工夫は考えるのですが、それでもいろいろ案を試してみて成功するものと失敗するものに分けていく必要があります。

基本的に朝から夕方までの仕事スタイルにすると、子どもと妻は昼間にさんざん外で遊んでくるので特に冬の間は私が子どもと遊ぼうと思うと夕方に家でできる事に限られてきます。もう一つ問題は、私がしないと娘の日本語の会話力が追いついてきていない状況を感じています。また、将来海外に移動する事を考えるとなんとか今の内に私が日本語で接する機会を創りださなければ妻の通訳が無ければ娘と話ができなくなる可能性があります。

苦肉の策として一つ考えついたのが、National Geographicを使い、遊びながらなんとか言葉を使っていろいろな世界の写真を見ながら話をするというものです。写真の状況を説明するために事前に記事を読むという作業も入るので、雑学を仕入れることや、世界の中で次にどんなところに訪れてみたいかを調べる一石二鳥にの効果もあります。この作戦が成り立つかどうかまだ分かりませんが、まあ一つの策として暫く試してみます。駄目そうであれば他の策を立てて試すまでです。

2011年6月の号にはこんなアートの写真もありました。道に穴の絵を描いたそうです。


寒い冬の夕方を充実して過ごす方法を模索する今日このごろですが、もう少し暖かくなり日も長くなってくると外で過ごす機会も多くなってくるでしょう。その時には私はハイキングなど外で過ごす事も好きなので、植物について、虫について、動物について、石について娘と楽しみながら真摯に見つめるような過ごし方も模索していきたいですね。

蛇足ですが、National Geographicの記事を読んでいて、もっと自分に深い知識があれば記事自体は新聞と同様物事について深く記述されていないにも関わらず自分の生活や仕事に結びつける理解を得られるのだろうという点がとても残念です。これももう一つの個人的課題です。

Thursday 19 January 2012

ものづくりやりたい症候群

最近ウェブの仕事でもディレクターという私としては抽象的で分かりづらい仕事を多くしています。今更気づく必用があったのは、もの作りだけが仕事ではないという事です。

例えば服を作る工場で作業している人たちはまあ自分の回りが汚れていれば掃除をすると思いますが、共有物であるトイレなどは誰か専属の人が掃除をする必用が生じてくる。ミシンが故障したらそれを修理するか修理できる人に頼まなければいけない。こういう風に回りを見渡してみんなが気持ちよく仕事が出来るように環境を整える雑務全般が一つのディレクター業務のあり方なのかもしれません。

アジャイルの思想に共通する所は、契約書ではなく人間が満足するようなものを人間が満足する方法でコミュニケーションを取りながらプロジェクトを仕上げるという点でしょう。エンジニアと顧客が幸せに仕事を続けていく環境を創り出すお手伝い、そんな仕事に携われるのも悪くないですね。

ただ、私はやはりものづくりという自分の手で何かを作るという仕事あはクリアに達成感を味わう事が出来るので、同時並行して携わっていきたいと思います。職人気質の性質を持つ文化のものづくりやりたい症候群というものでしょうか?

Wednesday 18 January 2012

プロジェクト同時進行

現在私が関わって同時進行しているプロジェクトは

  • 決済システム構築
  • ランディングページ立ち上げ2つ
  • サービス提供サイト立ち上げ
  • 技術チーム人事
  • Facebook/Twitter発信立ち上げ
  • マイクロファイナンスサイト立ち上げも近々予定
プロジェクト同時進行というのはディレクターという仕事をしている人にとっては日常茶飯事なのでしょうね。活発に動いているプロジェクト、少しずつ動いているプロジェクトとか決断が難航しているプロジェクトとか、いろいろ同時存在しています。
最近は色々新しいことに取り組んでいるので、これは自分で現状の認識を改めるための記事です。

Monday 16 January 2012

Developer's Test 勉強会参加してきました。 #devst

15日(土)に大阪産業創造館であったDeveloper's TestのGit勉強会に参加してきました。この勉強会はXP JUG関西の分科だそうです。

朝10時から始まり、説明のあとはcloneしてファイル編集、add, commit, pull, push(rebase)を続けました。議事録はこちら。

https://sites.google.com/site/xpjugwestt/gijiroku/20120114

ちなみに http://codr.cc というサイトで複数名でコード(テキスト)をシェアして編集できるという事も知りました。ドメインルートにアクセスすると新しいハッシュを新しいファイルに割り振ってくれます。議事録の共同編集や、簡単な細かいコードの共同編集なんかに便利そうなメモ帳見ないなweb appですね。

お家に帰ってからもGitHubにSSL公開キーを登録したり、フォローアップしました。勉強会の内容は私の現時点でのレベルでは簡単ではなかったですが、今度は取りあえず個人のPHPプロジェクトなどでGit/GitHub使用してみて習慣化させ、日常のレベルに取り込みたいと思います。

とても面白そうなグループでした。講師の方々、ありがとうございました。他にもBTS/ITSやJenkinsの勉強会も開催しているとのこと。また他の勉強会・イベントにも参加したいと思います。よろしくお願いします。

Saturday 14 January 2012

ブラックリストに入れられているタックスヘイブン

ブラックリストに入れられているタックスヘイブンを調べてみました。

2012年1月時点でOECDがブラックリストに載せているタックスヘイブンはありません。FSFがブラックリストに入れている国はありません。FATFがリストに入れている国はイラン、パキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、サントメ・プリンシペです。

これらの情報ではほとんどのタックスヘイブン地域が国際的にマネーロンダリング防止に協力的な様です。ただ、政府間での取り決めはこうなっているという認識をしておいて、世界中の銀行がどのタックスヘイブンの法人口座を開くことができるかということを調べた方が実際の信用度の調査にはなりそうです。

* OECD <-- Organisation for Economic Co-operation and Development
* FSF <-- Financially Stability Forum
* FATF <-- Financial Action Task Force

Friday 13 January 2012

アジャイルへ

Jonathan Rasmusson の”アジャイルサムライ”(The Agile Samurai)を読みました。評判通り参考になります。私もこれからプロジェクト管理・アプリケーション開発の実践に活かしていきたいと思います。

私がアジャイルの肝だと感じたのは開発の中で下を実践すること

  • まずチームの一人一人にプロジェクト達成の責任感を持つ様に導く。チーム外にもプロジェクトに影響を与える可能性のある人を洗い出して協力をあおいでおく
  • プロジェクト発注者に細かく報告・デモをして積極的に関わってもらう状況を作ると同時に、開発側の継続的インテグレーションを実行する
  • 6ヶ月 - 人間が集中力を持続して一つのプロジェクトに取り組めるのは6ヶ月が一つのリミット
  • 1週間 - プロジェクトを1週間毎程度の小さなパックにして考え、イテレーションを組む
  • 1日 - テスト失敗-->テスト成功-->リファクタリング-->テスト失敗のサイクルはプロジェクトの終わりにするのではなく、1日に一度のサイクルで行う
  • 10分 - プログラミングの現場ではTDD(Test Driven Development)を実施して10分の単位で自動ビルドし、継続的にプログラムが動く状態を維持していく

通常、やりたいことは与えられた予算や時間より多いということを認識しておく。予定に応じて現実を変えるという奇跡を起こす期待には意味が無い。品質や納期は動かしがたいが、スコープは状況に応じて変える必用があることを認識する。

なお、この本が欲しいまたは借りたいという方がいましたらご連絡下さい。遠方の場合は着払いなでどでお譲りします。

Thursday 12 January 2012

投資家ジムロジャーズの視点

”大投資家ジム・ロジャーズ世界を行く”http://amzn.to/z8RgGC を読みました。当人は特にエマージングマーケットへの投資を得意としてとても現在でも成功している著名人の一人です。

地べたをバイクで走行して砂漠や紛争地帯も通り過ぎ、世界一周をやり遂げた意思の強さはすごいです。新聞を読んで世界を分かった気になるのではなく、自分で賄賂を要求するアフリカの警察などと交渉をしつつ体験をして社会を認識する。ただ現場を見るだけではなく、歴史の知識を活かした現状の分析もすばらしいです。

また学んだ歴史の知識と調べ方を投資の実地に応用して大きな局面を見れる分析能力は本当にすごいと思います。歴史という学問をこのように現実に起こっていることの理解に使える教育を日本でも出来ればすばらしいとおもいます。歴史の解釈はどうにでもでき、彼の解釈が正しいということは出来ませんが、彼が歴史を通した見方で人が動かす市場を理解し、いままで大きなリターンを得てきたことは確かな様です。どうとでも解釈できる歴史ですが、一面だけを切り取るのは一方的ですが、選択して解釈をしなければ何の役にも立たないのも確か。学ぶことは多いです。

ちなみに今回図書館でこの本を借りたのですが、1995年出版の本で地下の書庫から取り出してきてもらいました。未だに90年代はすぐそこにあった様に感じますが、既に10年以上が経っています。そろそろ90年代に対する認識を改める必用ありですね。自分の人生のタイムスケールだけではなく、人類の歴史のタイムスケールに自分の時間の認識を埋めこんでいくのも面白そうです。

Wednesday 11 January 2012

捨てることの大切さと見極めの方法

最近捨てることの大切さを少しずつ実感しています。

捨てるものを判断するには、捨てることによって得るものと失うものを対比して見るのも一つの手かもしれません。

私は朝には弱く、特に冬は余計に難しいです。布団に長くいることによって得るのは、

  • 30分の快適さ。

布団を早く出ることによって得られるのは、

  • 遅刻からの精神的開放
  • 能率の良い朝の一仕事

やはり朝は布団で丸まっている一時的快楽を捨てて、しっかりと起きる方が良さそうです。

Tuesday 10 January 2012

Perpetual Traveller <-- 現代のノマド?

”マンガ終身旅行者”を読みました。面白かったです。
Perpetual Traveller(PT)は節税などの理由で世界中を動く人たちのこと。国によって異なるが、例えば日本では”居住地”という縛りで納税義務が生じるため、この移動しているということが重要になると思われます。かつてヨーロッパではノマドは嫌われた存在でしたが、PTも多くの国の政府によっては嫌われる存在かもしれません。
"節税"というと犯罪である"脱税"が切り離せないでいたのですが、PTによる税金の回避は国際的に合意を得た税金を払わなくても良い仕組みです。ただしまじめにそのような生活をするためには年間1,000万円は生活や移動に使うので、まあ節税といってもそれだけ消費の為にお金を落とす必用はあるみたいですね。またこれだけをしょうひしてかつ資産運用で得る利益の方を高くしようとすると、ざっと5億以上の資産を有している人でないと元が採れないような気がします。
ちなみにPTの5つのflagというのがあってPTをする人たち下の5つの条件(flag)を自分で選択するようです。

  1. 国籍(市民権)のある国
  2. 住所のある国
  3. ビジネスを行う国
  4. 資産運用を行う国
  5. 余暇を過ごす国
  6. 寄付を行う国

私は別にそんなに資産があるわけではないので節税とう意味でのPTには現時点で実行する意味はありませんが、いずれにせよ日本で一生暮らす気はないし、もっといろんな場所・人を見てみたいので、この考え方にはとても面白いと思います。

私はこの本は読み終わったので読みたい方がいればお譲りします。希望の方には着払いなどでもお送りします。ご連絡ください。

Saturday 7 January 2012

くたばってしまって下さい、ガラパゴス

2009年日本に帰って来た時にやはり携帯電話が必用になり、便利そうなものを探しました。当時スマートフォンを購入しようと思って店頭に行ったのですが、あまりにもちゃっちくておもちゃのスマートフォンもどきしありませんでした。ガラケーもとても便利なアルファベット圏のインプットメソッドであるT9がついたものが見つからず、もうどうせ使えない携帯ならば電話だけ出来る一番シンプルな携帯にしました。
今はiPhoneやAndroidがあり、出た当初から日本語ネイティブでない知り合い達は早々iPhoneに切り替えていきました。しかし現在でもデータ通信の契約料はかなり高く、おまけにデータを使わない人には対してデータ通信帯を占領しているユーザ層は公平ではないので定額制を無くそうという様な議論も耳(目)にします。
正直、そんな談合のような”公平”もどきにしがみついている人たちと同じ傘の下、ずっと生きていく気はありません。くたばってしまって下さい、ガラパゴス。

Friday 6 January 2012

良い仕事をして家族との時間も増やすには

私は自分で仕事をする場所も時間も決められる働き方を選びました。もちろん私の意志だけではなく、良い人たちとの出会いや運などといった要因でこのような生活が可能になっていると思います。
良いプランを立て、技術を磨き、限りなく集中して仕事をすれば時間は短くてもとても良い仕事ができる。そして、しっかり日常と長期休暇もとり家族と過ごせる時間をつくるという生活に移行できてきつつあります。
今日、一つ問題に気がつきました。たとえ私が18時に仕事を終えたとしてもそれから食事を作って19時になり、食事を済ませて洗い物など片付けを済ませると20時過ぎ。もう娘は寝る時間で一緒に遊ぶ事ができません。昼に遊んで夜に仕事をするというのもリズムができそうにないし、娘の寝る時間を遅くするという案も成立しなさそう。考えられるのでベストなのは夕食をサンドイッチなど短時間に用意できるものにするか、昼に作ってしまうかのいずれか。
両親の家にいた頃の習慣からメインの食事なので時間をかけて料理をするという生活がルーチンになっていましたが、そのために娘と遊ぶ時間が無くなっているという事が分かったので、慣れ親しんだ習慣でも駄目なものは捨て去る時ですね。それも辛いものすが、全部は手に入りません。
仕事に関しても今はプラニングと集中で良い仕事を達成するように勤めていますが、もっと経験を積めばもっと良い仕事が短時間の内にできるようになると思います。今5時間かかってやる仕事が1時間でできるようになるかもしれません。
仕事の面でも家族との生活の面でも、もっともっと良いものを見つけて人にも分けていけるようになるのが楽しみです。

Thursday 5 January 2012

今年やりたいこと (revised)

昨年のうちに2012年にやりたい事は決めたのですが、もう一度見直してみると仕事の事ばかりでした。仕事ばかりしていると自己崩壊してしまう危険性が大です。なので2012年にやりたい事を見直してみました。

自己
- 重要だが怖いと思った事は分析してリスクを低くする方法を見つける。それでもリスクがヘッジできなければやめる
- 久しく話していなかった人に一週間に一人は連絡をとる
- 批判をされた時はやっている事を見直すチャンス。間違っているところがあれば軌道修正し、間違っていなければ批判した相手は赦して信じる事を行う
- 冬は7時、夏は6時に起きる

家族
- 子どもが生まれると夫婦の関係が変わる。この新しい関係を見直す
- 娘とどう向き合っていくのか長期的な視点を明確にする
- 1週間〜2週間の長期休暇を2回取り、有意義な過ごし方をする

仕事
- 有機農業ビジネスとの関わりを本格的に始める
- Railsプロジェクトを2つ完成させる
- もう一つ不明確なプロジェクトを明確にする
- 重要でない仕事は捨てる