Sunday 22 April 2012

ギルガメッシュ叙事詩を歴史の扉として

ギルガメッシュ叙事詩に興味を持ったので、子どもと一緒に読める絵本版の「ギルガメッシュ王ものがたり」と続編の2冊を借りてきました。

 

叙事詩とは民族の歴史の大切な出来事を詩の形で書き残したものです。このギルガメッシュ王叙事詩は、5000年前のメソポタミアで粘土版に書かれたものが時代によって書き換えられたりして伝えられたものです。

 

昔の人たちがどんな出来事に一喜一憂していたのかを感じることによって、メソポタミアやその周辺の歴史についての思いをはせることができます。聖書やイスラム教、ユダヤ教にも出てくるノアの方舟の物語も登場します。これらの宗教の起源をにももっと興味が湧きますし、現在のパレスチナ周辺の紛争についても現代の利害のための闘いという見方だけでなく、もっと深い民族的根元がみえてくるかもしれません。



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