Friday, 13 January 2012

アジャイルへ

Jonathan Rasmusson の”アジャイルサムライ”(The Agile Samurai)を読みました。評判通り参考になります。私もこれからプロジェクト管理・アプリケーション開発の実践に活かしていきたいと思います。

私がアジャイルの肝だと感じたのは開発の中で下を実践すること

  • まずチームの一人一人にプロジェクト達成の責任感を持つ様に導く。チーム外にもプロジェクトに影響を与える可能性のある人を洗い出して協力をあおいでおく
  • プロジェクト発注者に細かく報告・デモをして積極的に関わってもらう状況を作ると同時に、開発側の継続的インテグレーションを実行する
  • 6ヶ月 - 人間が集中力を持続して一つのプロジェクトに取り組めるのは6ヶ月が一つのリミット
  • 1週間 - プロジェクトを1週間毎程度の小さなパックにして考え、イテレーションを組む
  • 1日 - テスト失敗-->テスト成功-->リファクタリング-->テスト失敗のサイクルはプロジェクトの終わりにするのではなく、1日に一度のサイクルで行う
  • 10分 - プログラミングの現場ではTDD(Test Driven Development)を実施して10分の単位で自動ビルドし、継続的にプログラムが動く状態を維持していく

通常、やりたいことは与えられた予算や時間より多いということを認識しておく。予定に応じて現実を変えるという奇跡を起こす期待には意味が無い。品質や納期は動かしがたいが、スコープは状況に応じて変える必用があることを認識する。

なお、この本が欲しいまたは借りたいという方がいましたらご連絡下さい。遠方の場合は着払いなでどでお譲りします。

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