Monday 25 June 2012

クリエイティブの意見とクライエントの要望のバランス

新しいクライエントからサイトをリニューアルして欲しいという要望は一番よく聞く話です。もっと奇麗とかスタイリッシュなサイトとかいう要望で、なぜそのようなサイトにするのか目的が分からない要望があり、そのなぜという所を一緒に組み立てていけない場合は私の場合経験的に依頼は成立しません。漠然とした要望のクライエントに対して、提案をして一緒に組み立てていく作業が一緒にできるというのが仕事が成立する一つのコンディションなのだと思います。

そのプロセスの中で、クリエイティブ側の意見をできるだけ通すことが大事だと考えたこともあります。クライエントの最初の要望とは違う提案をしたほうが、結果的にクライエントも納得する成果ができたということは少なくありません。しかし、クライエントの方でマーケティングの方向性が定まっている場合など、クライエントの要望をかなりそのまま通す方が良いケースもあります。

クリエイティブの意見を通すケースと、クライエントの要望を優先する場合と、コミュニケーションをしっかり取った上で見極めが必要ですね。ただ話をしていて、クライエントのマーケティングの方向性がはっきりしているかしていないかでどちらの比重を高くするかある程度の方向性は見えるのかもしれません。

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